データセクション、会計自動仕訳システム特許を持つKAGと
人工知能(AI)を活用したフィンテック事業を推進する合弁会社を設立
〜特許独占的使用権を持つ 『 Money Data Bank株式会社 』 を設立〜
データセクション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:澤 博史、以下データセクション)と、株式会社KAGホールディングズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小野 弘明、以下KAGホールディングズ)は、両者の共同出資により、フィンテック(FinTech)※1事業領域における新サービス、新技術を開発、販売するための Money Data Bank 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:櫻井 崇之、以下MDB)を設立することに合意いたしましたのでお知らせいたします。
なお、今回設立するMDBでは、KAGホールディングズ代表取締役小野が保有している会計自動仕訳システム特許※2(以下「本特許」)の独占的使用権を保有しております。
■背景・内容
日常生活での金融取引におけるIT活用は日々加速しつつあり、ICカードによる日常の決済や、インターネットによる銀行取引・証券取引など、普段の生活に無くてはならないものとなっております。昨今では、このようなITの活用により、新しい金融サービス事業を後押しする取り組みを「フィンテック(Fintech)」と言い、その市場規模は拡大の一途をたどっております。
KAGホールディングズは、証憑を取り込めるクラウド型の財務会計ソフトをはじめとし、長年にわたり金融系システムの開発・運用・保守を一貫して行っている会社です。また、代表取締役の小野は公認会計士としての監査経験も有し、税理士法人の代表として会計のスペシャリストという顔も合わせもっております。このように、現場で実施する会計業務のすべてを把握している代表取締役の小野が考案した本特許と、データセクションがこれまでの業務や研究開発で培った最新の人工知能技術とを組み合わせることで、会計システムの精度向上はもとより、人工知能を強みとしたフィンテック事業の拡大を推進してまいります。
具体的には、第一弾として、現在では手入力やOCR等で実施している企業が多い会計業務における請求書情報の入力業務を、データセクションが保有する人工知能技術による最新の文字認識技術とMDBで独占的使用権を持つ本特許を組み合わせることにより、入力から仕訳、消込まで会計業務に関わるあらゆる工程を自動化いたします。
■※1参考情報
フィンテック:フィンテック(Fintech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、主にITを活用した新たな金融サービス事業を表します。
■※2特許内容
特許番号 :特許第4783200号
特許取得日:2007年11月22日
特許の名称:会計仕訳システム、会計仕訳プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
特許の内容:OCR等で読み取られた会計情報を、一般概念からの推論(一般推論)、過去の履歴からの推論(履歴推論)、売掛金や借入金などの事前に発生した会計事象からの推論(消込推論)で、面倒な会計情報を簡単・正確に自動仕訳を行うことができるシステム。本3つの推論を合わせて使用すること自体が特許になります。
■組織紹介
Money Data Bank株式会社
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-17-2 太陽生命渋谷ビル7階
代表者:代表取締役社長 櫻井 崇之
設立:2016年8月(予定)
事業内容:Fintech関連のサービス開発事業 / ソフトウェア販売
株式会社KAGホールディングズ
本社所在地:東京都渋谷区代々木2-16-2 第2甲田ビル 4階
代表者:代表取締役社長 小野 弘明
設立:1988年11月
事業内容:経営コンサルティング及び経理会計の受託事業 / 情報処理システムのソフトウェアの設計及び開発
URL:https://www.kag-holdings.jp/
■本リリースについて
プレスリリースに掲載されている、サービス内容、価格、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後、様々な要因により予告なしに変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。