グループ会社の業務提携に向けた基本合意の締結に関するお知らせ
~インテリジェント音声と人工知能により国内の課題解決を推進~
2019年11月7日付「業務提携契約締結に関するお知らせ」にて開示しておりました件に関し当社グループ会社である株式会社iVOICE※(以下「iVOICE」といいます)と人工知能分野では世界的に先進的な企業の一つである科大讯飞股份有限公司( iFLYTEK Co.Ltd.、以下「iFLYTEK」といいます)の日本子会社iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社(以下「AIS」といいます)はiFLYTEKが提供する製品及びサービスの日本語化並びに日本市場への展開に関する業務提携に向けた基本合意を締結しましたのでお知らせいたします。
※2020年1月10日付で当社50%、Fabeee 株式会社50%の出資で設立した合弁会社です。
株式会社iVOICE:https://ivoice.co.jp/
1.業務提携の背景
日本国内を取り巻く環境としては、少子高齢化による労働人口の減少によって、長期的に現在の国内の経済規模を維持するためには労働生産性を向上させる取り組みが喫緊の課題となっており、こうした課題を解決する手段としてAIが注目されております(出典:富士キメラ総研)。
当社グループは、このような国内の課題に対して、積極的に国の垣根を越えてグローバルなスキームを組み、よりスピーディーに課題を解決することにより、日本の持続的な発展に貢献できると考えております。
一方、世界での技術革新のスピードは激化し、中国企業のAI分野における台頭が大きく報道されております。その中でも、iFLYTEKグループは、中国語と他言語(58言語)間の認識・翻訳に対応し上海で開催された2019年世界人工知能大会(World Artificial Intelligence Conference 2019)においてSuper AI Leader賞を受賞するなど音声を認識し自動翻訳を行う技術において世界トップレベルの技術力の音声認識AIを保有しております。
この音声認識AIを日本国内の課題解決に活用するため、この度、iVOICEとAISは、iFLYTEKが提供する製品及びサービスの日本語化並びに日本市場への展開に関する業務提携に向けた基本合意を締結いたしました。
2.基本合意の内容
(1) iFLYTEKの製品及びサービスの日本市場へのテストマーケティングの実施
(2) iFLYTEKの製品及びサービスのローカライズ(日本語化)の実施
(3) iFLYTEKの製品及びサービスの日本語化並びに日本市場への展開における両社の役割分担等の協業ストラクチャーの検討
3.日程
(1) 基本合意の締結:2020年3月3日
(2) iFLYTEKの製品及びサービスに関する業務提携契約締結:2020年4月以降(予定)
4.提携企業の概要
株式会社iVOICE
(1)名称:株式会社iVOICE
(2)所在地:東京都品川区西五反田一丁目3番8号 五反田PLACE 8階
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 平本 義人(当社取締役)
(4)事業内容:アプリケーションソフトウェアの企画、設計、販売 / 情報関連機器の販売
(5)資本金:980万円
(6)設立年月日:2020年1月10日
(7)コーポレートサイト:https://ivoice.co.jp/
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社
(1)名称:iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社
(2)所在地:東京都台東区東上野2丁目2番4号 2階
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 馮 躍
(4)事業内容:人工知能に関する技術の研究、企画、開発、販売 / コンピュータシステム、ソフトウェア、ハードウェアの研究、開発、輸出入、販売
(5)資本金:100万円
(6)設立年月日:2020年1月8日
6.当社への影響
本件が当社業績へ与える影響は、軽微と見込んでおりますが、今後公表すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。