社名を入れるだけで取引先の情報・ポジショニングをリアルタイムに検索！「企業ソーシャルグラフ」サービスを開始　

データセクション株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：澤博史、以下データセクション)は、企業の営業担当者が、取引先企業名をインプットするだけで企業のポジショニングを一括でリアルタイムに把握する事が出来る「企業ソーシャルグラフ」サービスをリリース致します。

また、1ヶ月間ご利用料金を無料とするキャンペーンも実施いたしますので、併せてお知らせ致します。

【サービス開発の背景】

企業の営業担当者は、以下のタイミングにおいて取引先企業の情報を収集する必要があります。
　1) 取引先企業候補の選択(案件候補となる企業を洗い出す)
　2) 取引先企業候補の事前調査(営業時の事前準備としてIR(※1)・ニュース・ネット上の評判を把握)
　3) 訪問前の事前準備(営業時の事前準備としてIR・ニュース・ネット上の評判を把握)
　4) 企業類似企業の攻略(同業他社に展開する際、類似企業を洗い出す)

これまで特定の企業に関する情報を収集する場合、ある程度の網羅性をもった情報を一括して即時に把握するという事は非常に困難でした。
データセクションでは独自の検索エンジンエージェントを活用し、1社の「取引先企業名」からネット上でのキーワードの相関関係を有機的に結び付け、ソーシャルグラフ化する技術を開発しました。

その結果、営業担当者が事前に検索キーワードを把握していない場合でも、1社の「取引先企業名」から「関連する事業」「類似する企業名」を円滑かつスムーズに把握する事が可能となります。

(※1)IR：Investor Relationsの略称。企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動をいう。日本では「投資家向け広報」とも訳されるが、IRという頭字語も定着している。

【サービスの特長】

「企業ソーシャルグラフ」では、取引先の情報を把握していなかったとしても、企業名を入力するだけで、その企業の事業内容や競合他社等を読み取る事が可能となります。

・業界事情を知らなくても情報を得る事が可能
営業担当者が取引先の業界における事業内容や競合他社の情報を知らない場合でも、1社の取引先企業名を関連付けて、その企業の事業概要や類似企業を把握する事が可能となります。

・最新の情報を網羅する事が可能
データセクションが提供する「企業ソーシャルグラフ」は、常にネット上の最新データをリアルタイムで読み取ります。その為、既に業界を知っている人でも日々更新される情報を取り残さずに把握し、気付きを得る事が可能となります。

・簡単な検索作業のみで取引先情報の把握が可能
たった1度の検索作業のみで取引先の事業概要、類似企業、ソーシャルメディア(※2)の3つの情報を見ることが可能となります。
(iPhone、iPadでもご利用していただけるサービスも今後開発予定です。)

(※2)ソーシャルメディア：ブログや掲示板、Twitter等誰もが参加できるスケーラブルな情報発信メディアを指します。

【セールスフォース・ドットコム社からのコメント】

株式会社セールスフォース・ドットコムは、この度のデータセクション株式会社の企業ソーシャルグラフサービスのリリースを歓迎致します。
当社Force.comのNativeアプリケーションとして開発された、企業ソーシャルグラフサービスは、Force.comの持つセキュアで拡張性に富んだ機能を十分に活用したことで、アプリケーション開発対象範囲を限定し、製品化までの時間短縮と開発コストの削減を実現しました。
また、企業ソーシャルグラフサービスはSales Cloud 2とのサービス間連携を実装されており、双方のサービスが相乗効果をもたらし、次世代のクラウドビジネスモデルとしても注目されています。今後、両社は営業活動においても協業し、さらなるクラウドビジネスに対する顧客満足を追及して参ります。

株式会社セールスフォース・ドットコム
専務執行役員アライアンス事業本部長兼 SE＆サービス統括本部長保科実