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NEWS 愛するペットといつでもおしゃべり AI型ペットとの対話サービス『AI PET(アイペット)』β版をリリース
2017.07.12
プレスリリース

愛するペットといつでもおしゃべり AI型ペットとの対話サービス『AI PET(アイペット)』β版をリリース

プレスリリース
2017年7月12日
データセクション株式会社

愛するペットといつでもおしゃべり
AI型ペットとの対話サービス、『AI PET(アイペット)』β版をリリース
〜ハウスコム、ビットエーと共同開発。地域情報の入ったデータベースと連携し、AIペットがコンシェルジュを行うサービスへの活用を目指す〜

データセクション株式会社、ハウスコム株式会社、株式会社ビットエーは、三社共同で開発を進めていた機械学習型ペット対話サービス『AI PET(アイ ペット)』のβ版をリリースいたしました。

公式サイト: http://www.housecom.jp/aipet/

従来の自然言語解析と固定スクリプト対話型を組み合わせたチャットbotによる、『より自然な仮想人格との対話の実現』に向けたプロジェクトの中で、今回は第一弾としてペットの仮想人格というテーマでのサービスリリースとなりました。
既に正式リリースに向けたオープンユーザテストを開始しており、現時点で約1000人のユーザによる10万件前後の対話が人間とペットAI(仮想人格)の間で行われています。

【1】本プロジェクトの背景と目的

本プロジェクトは、「顧客ユーザとの継続的な関係性の構築」に課題感を持っていたハウスコムの提唱で始まり、同社が不動産業として触れてきた多くのユーザのニーズとライフスタイルの中から『ペットとの時間』に着眼しました。ユーザ自身が進んで接点を持ち続けることの可能なカンバセーションAIおよびこれを組み込んだサービスを通じて、顧客ユーザとの継続的な関係性の構築を行ってまいります。
今後はハウスコムの保有する地域情報データベースと連携し、「○○公園に行こうよ」「新しいお店できたって知ってた?」のような情報をペットの人格を通じて発話させるなど、住環境と人間をつなぐハブとしての活用やコンシェルジュサービスなどへの活用を目指してまいります。

【2】AI PET (アイペット) の対話仕様について

従来のチャットbotで主流となっていたユーザ発話の分類と固定スクリプトによるレスポンス型ではなく、ディープラーニングベースでの感情値分析とレスポンス文生成型を採用。
ユーザの入力した文章を解析し、その文章に含められた意味と方向性を類推。ユーザの入力した文章に対し何を返すべきか?という基本構文を生成し、そこから文章生成に特化したAIが「文章として再生成」を行う型と、ディープラーニングによる直接生成のハイブリッド型となっています。
単語からの文章生成部分にはデータセクションの『AI記者※』エンジンも利用。ここから出力された文章を、性格設定や年齢設定、種別設定などで決められた値に変化させレスポンス文としています。
ユーザとの会話の中から喜、怒、哀、怖、恥、好、厭、昂、安、驚の10の感情を類推し学習。会話を通じて、ユーザの趣味嗜好の学習も進んでいき、話しかけていくことで仮想人格はさらに分岐。ユーザそれぞれの個性を獲得していきます。

※データセクション、日本初のAI記者による新聞記事の執筆に技術提供
/news/pressrelease-2016110101

【3】今後の展望について

データセクションでは、ニーズが急速に拡大するAIによる自然言語処理のビジネス活用に向け、様々な事業領域のパートナー企業とサービス開発を行っております。更なる技術力向上及び実ビジネスへの活用に向け、今後も積極的に技術開発を行ってまいります。

【4】組織紹介

ハウスコム株式会社(東証JASDAQ:証券コード3275)
本社所在地:東京都港区港南2-16-1
代表者:代表取締役社長 田村 穂
設立:1998年7月
資本金:424,630千円
事業内容:不動産賃貸建物の仲介・管理業務・損害保険代理業
URL: http://www.housecom.co.jp

株式会社ビットエー
本社所在地:東京都港区高輪3-25-29
代表者:橋本 和樹
設立:2011年7月
事業内容:ITシステム、アプリケーションソフトの企画・設計・開発
URL:https://bita.jp

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